自分のやるべきことをやっていくだけ

本日のコトダマ

昨年行われたカタールWカップのドイツ戦で

決勝ゴールを挙げた浅野拓磨選手が

試合後の宿舎でお話ししていたコメントの

中の言葉です。

浅野選手は前回のロシアW杯では直前で

メンバー落ちを味わい、本大会のピッチに

立つ事ができませんでした。

そこから4年半次の大会のピッチに立つ事を

イメージして努力を続けてきました。

それでも尚、さらなる困難が浅野選手を

襲います。本大会の半年前にまさかの怪我で

本大会の出場はおろかプレーすることすら

不安な状況になります。

でも、浅野選手はその状況の中でも、

自分の出来ること、やれること、やるべきこと

をしっかりと決めて積み上げていきます。

そしてギリギリで本体会のメンバーに

選出されます。

直前まで怪我をしていたこともあり、

浅野選手が選ばれたことに対しては批判的な

声もたくさんありました。

その中で、ドイツ戦で途中出場、見事に決勝

ゴールを奪います。

その試合の後、宿舎で受けたインタビュー

の中で話してくれていた言葉です。

これまでたくさんの苦しいことや、悔しいこと

を乗り越えて、ただひらすら前を向いて

やってきた浅野選手の言葉は、

それでも尚、穏やかで落ち着いています。

今までも、自分を信じて、自分のやるべきこと

をやって来て、

これからも同じようにそれをやっていくだけ、

自分のやるべき事をやっていくだけだと

話しています。

試合直後のインタビューでも、

こう話しています。

「約4年半前にW杯メンバー入れなくて、

 その瞬間から今日の事を想像しながら、

 今日の日のために全力で準備してきた、

 それが結果につながっただけかなと

 思いますし、これが結果につながらなかった

 としても、やってきたことは変わらない。」

たとえ結果につながらなかったとしても、

やってきたことは変わらないと言えるだけの

ことを積み上げていること、それを

自信を持って言えること、

本当にすごいと思います。

想像を超えるような、長く、苦しい時間を

積み重ねて、多くの批判や非難を受けて、

それでも前を向いて進んで、

その上で話すこの言葉はとても重いと思います。

「今日は結果が出たので、僕が何を言っても

正解になると思いますが、この4年半、

自分の言うことが正解じゃない日の方が

多分多いと思うんで、

ただ、それを自分自身が正解だと信じて

やり続けることが大事かなと

それは、僕自身変わらずやっていけたら

良いなと思います。

絶対に良くない時間もまた来ますし。」

聞いていて素直にすごいと思いました。

たくさんの結果が出ない苦しい時間の

中でも自分のやっていることは正解だと

信じてやり続けてきた、それを繰り返して

積み上げてきた、だからこその

この言葉だと思います。

自分もまだまだですが、自分の目標を持って

夢を描いて、そのために今やるべき事を

積み上げていこうと思いました。

それが正解ではない日が多かったとしても、

自分のやっていることは正解だと信じて、

やっていく、それを続けていく、

その繰り返し、積み重ねだと思います。

今日も頑張ります。

読んでいただいてありがとうございます。

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