知っている できる やっている。

本日のコトダマ

「破天荒フェニックス」でも知られる。

オンデーズを再生した田中修治さんが

お話しされていた言葉です。

成功するためにやらなればいけないこと、

それをテーマに話をされていた時だったと

思います。

そのお話の内容は、当たり前の事を

当たり前にやる事、田中さんが引き受けられた

時のオンデーズ(眼鏡屋さんです。)は

当たり前のことが当たり前にできて

いなかった。

買収に当たって幾つかの店舗を見てまわったら、

それらの店舗では定員さんがカウンターの奥で

表情もなく「いらっしゃいませ」と挨拶して

いるだけだったそうです。

田中さんが買収されてからは、

店舗の前に立ってお客様に笑顔で声をかける。

こんなことを、社長や役員たちも店舗を

回っては一緒にやって行ったそうです。

もちろん、それだけではないですが、

取り組んだことは当たり前のこと、

決して今まで世に無かったアイデアを実践

したり、奇抜なチャレンジをしたわけでは

無かったそうです。

当たり前の事を当たり前にやった。

それを従業員みんなで徹底してやった。

その積み重ねだそうです。

その結果、会社は見事にV字回復。

田中さんが振り返って行った言葉が

「知っている、できる、やっている」

皆さんはどの状態ですか?

という言葉でした。

田中さんは朝通勤ラッシュで混み合った

駅のホームの写真を見せます。

歩くのが健康に良いということは、

多くの人は知っている。

駅の階段をエスカレーターを使わずに

自分の足で登ることは、

怪我をしていたり、足が悪くなければ

多くの人はできる。

でもその写真では多くの方が、

エスカレーターに載り、ほとんどの方が

自分で歩いて登ってはいませんでした。

オンデーズでの取り組みもそう、

文中で書いた取り組みをみんなでやると

話した時に、古参の従業員さんたちは

「そんな当たり前のこと」とか

「そんなことやったって」と馬鹿にする

方々もいたそうです。

でも、やっていなかった。

それを愚直にやった時、道は拓けた。

もちろん、全てがこんな簡単な話では

無いかも知れません。

でも、ここに大きなヒントがあるような

気がします。

知っていて、できて、でもやっていないこと、

まだまだたくさんあるような気がします。

むしろやっていない自分を肯定するように

言い訳をしているかも知れません。

しっかりと自分を見つめて、

知っていることを、できることを、

しっかりとやっているか、それをやることから

スタートしていきたいと思います。

それが成功への道なのかもしれません。

今日も頑張りましょう。

読んでいただいてありがとうございます。

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