表と裏

本日のコトダマ

樹木希林さんが亡くなる五十日前に話された

言葉だそうです。

「物事には表と裏があって、

 どんなに不幸なものに出会っても

 どこかに灯りが見えるものだと思ってる。」

私は昔から特にそうだと思っていて、

本当に小さなことにクヨクヨしたり、後悔したり

ずっと引きずってしまったり、良いことがあると

ずっとその余韻や、思い出に浸っていたり、

ある意味で本当に長く味わっているんですが、

自分で受けとったその1面しか見ていないこと

が多くて、しかもそれを長く引きずってしまう

ことが本当に多いと思います。

でも、出来事には必ず別の角度から見た、別の

見え方があるんだと思います。

自分には悪い面しか見えていなかったり、

良い面しか見えていないことにも、必ず別の

角度から見た、別の意味や、受け止めた方が

あるんだと思います。

でも、特に悲しい時や、自分の思い通りに

行っていない時には、そうやって考えることが

できていない気がします。

ある程度時間が経った後であれば、その時の

感情が収まっているので、今思えば、あの時の

あの経験は苦しかったけど、自分にとって

とても大事な教訓になった、とか、あの辛くて

悔しい経験があるからこそ、そこから更に頑張れ

る自分になれた。といった風に別の角度から

考えることも出来るようになっていることも

ありますが、その瞬間や、その時に、そうやって

考えることは本当に難しいことだと思います。

だからこそ、一瞬の感情や、その時の感情に

流され過ぎずに、冷静に自分を見つめて、

悔しさや、悲しさを味わっている自分自身を

しっかりと見つめた上で、別の角度から見た、

別の見方、考え方にも、しっかりと考えを巡らす

ことが出来るようになっていくことが、

必要なんだなと思っています。

この言葉の後に、

樹木希林さんはこう続けています。

「あんまり頑張らないで、

 でも、へこたれないで。」

目の前の事に一喜一憂せず、良い面も悪い面も

冷静にしっかりと受け止めて、次の自分に

生かしていく、

いい意味で淡々と、自分の夢、目標に向かって

自分のやるべき事をしっかりと積み重ねていく、

そんな人間になりたいといつも思っています。

良い言葉に出会うと、改めてそう思わせて

貰えます。

今日も今の自分のベストを尽くします。

今日も読んでいただいてありがとうございます。

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