「あなたは苦しんだ分だけ、
愛の深い人になっているんですよ。」
瀬戸内寂聴さんの言葉です。
昔、大学時代のコーチの方が、
ある大会に向けたチームが発足してから
大会が終わるまで、毎日自分のスパイクを
磨き続けると言われて、毎日の練習に
磨き上げたスパイクで来ていました。
そのコーチが話してくれたのは、
「目標を成し遂げるまで、少し大変だな
なんてことを毎日自分に課すことに
している。そうすることで目標に
向かって少しづつ前に進んでいる
実感がするし、実現する気がしてくる。」
私もこの考え方は大好きで、ちょっと
大変なことでも、苦しいことでも、
積み上げていくことで何かにつながって
いく、直接は関係ないかも知れないけと
長い目でみれば、自分を磨き、成長させ
ていくことにつながって、自分の夢や
目標の達成につながってくる。
なんて感じています。
少し暑苦しい考え方かもですが・・・
でも、自分自身はそんな考え方が好きだし、
そうやって小さな努力を積み重ねることを
大切にしていきたいと思います。
瀬戸内寂聴さんの言葉は今私が書いたこと
よりももっともっと大変な局面を表して
いる言葉だと思いますが、
ものすごく大変な時でも、
ものすごく苦しい時でも、
苦しみに負けずに、しっかりと
前を向いて進んでいくことで、
人として大きな成長に、
深い愛を持った人間になれる。
そんなことをおっしゃっている言葉
なのではないかと思います。
世の中は楽しいと感じることばかりでは
ないですし、苦しいとか、しんどいと
思うような出来事も多いですが、
そんな出来事に向かって行くこと、
そんな局面でも前に進もうと、
もがきながら進んでいくことで、
少し成長した自分になれる。
そんな気がしています。
今日も感謝の心を忘れずに、
今の自分のベストを尽くします。
読んでいただき、ありがとうございます。
余談ですが、このコーチは
現在、サッカーJ１リーグの
あるチームで監督をされています。
長い間連絡もとっていませんので、
今でも毎日スパイクを磨いているかは
分かりませんが、
きっと磨いていると思います。
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