苦しさはいずれ消える、だが、諦めたという事実は永遠に残る。

本日のコトダマ

確か昔Numberだったか、Tarzanだったか

の雑誌で目にした言葉だったと思います。

トライアスロンの強豪選手が、

試合中に苦しいとき、辛い時に、

なぜ諦めずにやり切れるのか?

といった質問に答えた言葉だったと

記憶しています。

この言葉に出会った時は、

自分も仕事で苦しかった時期でした。

初めて着いた営業管理の仕事、

やることなすこと上手くいかず、

必死にもがこうとしても

改善する兆しも感じられず、

状況はどんどん悪化。

自分の殻に閉じこもり、

ますます悪い方向へいってしまう。

今思い返しても、心の奥が痛く

なってしまうような、苦しい時間が

ありました。

そんな時期に出会った言葉なので、

すごく自分の中に印象に残っています。

苦しい中で、自分は本当に諦めずに

努力できたとは残念ながら言えません。

この言葉を実践できた、とは

全く言えない自分がいます。

ただ、私はその後も営業管理の仕事を

ずっと続けています。

本当に苦しかった最初の2年間が

終わった時、もうこの仕事は

辞めようか、と思いました。

自分には無理だ、とも思いました。

今となってはあの2年間が、

あの経験が、自分の仕事にとっても

自分の人生にとっても、とても

貴重な素晴らしい経験だったと

思っている自分がいます。

(でも、苦しかったんですよ)

これって、

今日の言葉に凄く似ています。

苦しさはいずれ消えているんですね。

でもその2年間で自分が諦めてしまって

できなかったことは、ずっと残っています。

諦めたという事実は消えていません。

今も続けているからこそ、

そのことが本当の意味でよく分かります。

どうしても目の前のことに

気持ちが行きます。

それが当たり前で、

ひょっとすると、

そうじゃなきゃいけない、

とも思います。

でも、どんな状況でも、

どんなに辛く、苦しくても、

「諦めないこと」

が本当に大事なんだと思います。

足掻き続けること、

前を見て進み続けること、

目先の結果は変わらなくても、

長い目で見た時の結果は

大きく変わると思います。

諦めずに、今日も頑張りましょう。

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